2018年7月21日 代表者ブログ – フィリピン人の実習生

もう、4~5年前になるが、知り合いの、3社の建設会社の社長、1社の業務用クリーニング会社の社長、1社の介護施設の社長(本業は不動産開発)、1社の産業廃棄物の会社の社長たちと、組合の設立に取り組んだことがある。

 

 

 

 

技能実習生に関しては、海外(例えばフィリピン)現地の送り出し機関が、人を送り出し、日本の受入れ機関(監理団体)が、これを受け入れるという構図があり、日本の受入れ機関は、「組合」である必要があるからだ。

 

 

フィリピン現地の送り出し機関に関しては、現地で公職の高い地位についている、親しくしている知人がおり、問題なし。本人も大いに乗り気で、進めていくことになった。

 

 

ところが、日本でのこの組合の設立、本来は、県の認可事項なのだが、ある天下りの組織があり、そこが采配を下すという形態になっている。前記のように、本来は「認可」であるため、要件を満たしていればOKを出さなくてはいけないのだが、このお役所でもないただの天下り機関が、「許可」のような扱いで、自分たちの裁量で行っている。

 

 

組合の設立数に関しては、全国で山梨県は下から2番目。最下位は沖縄なので、実質最下位である。

 

 

なぜそんなに少ないのかというと、当県のその天下りの組織には、とにかく、組合を作らせたくないという意図があるのだ。自分の県内で認可された組合で問題が絶対に起きないように、保身だけ考え、絶対に作らせない。

 

 

こちらとしては、劣悪な労働環境で働かせるつもりなどサラサラなく、働きたいという海外の若者と、働き手を求める日本の会社の橋渡しという指針は明確だったが、この保身小心連中には通じない。

 

 

 

その天下りの組織のサラリーマン連中は組合を認めようが認めまいが、毎月の給料は変わらずにもらえるので、認めない方が楽なのだ。

 

 

当県内の人出の足りない会社は、他県の組合から人を出してもらっている。その天下りの組織としては、他県の認可した組合であれば、たとえ当県で問題が起きても、自分たちは関りがないという、責任逃れというか保身というか、大人の男とは思えないようなあきれた小心連中である。

 

 

冒頭で述べた会社は、いずれも業界では名を知られたところであり、そういった会社のオーナー社長が、自分の評判と引き換えに、チマチマとした、ピンハネなど考えるわけがない。

 

 

ただ、たたき上げのオーナー社長ばかりなので、押しも強いし、アクも強い。しかも、それぞれの業界も業界なので、色眼鏡で見られる。(建設とか産廃とか不動産デベロッパーだからね)

 

 

当時、1年以上、この天下りの組織とミーティングを持ったりしたが、我々も、本業が忙しいし、この天下りの組織の小心連中を相手にしても時間と労力の無駄であると、見切りをつけ、止めた。

 

外国人の就労資格が単純労働への道が開かれるという話がひんぱんに新聞に載る。(建設、農業、介護、造船、宿泊、食料品製造、鋳造、金属プレス、漁業など)

 

 

テレビなどでは、技能実習生に関して、搾取等の問題がセンセーショナルに取り上げられるが、全体からしたら、ごくごく一部だし、それは、海外に生産を移されて、採算がものすごく厳しい、服の縫製関係などの話。そういった、受注量が先細りで、採算が悪い業界では、コストをさらに切り詰めるためにそういう事を考える輩も中にはいるという事だ。

 

 

だが、仕事はある、しかし人手がないという業界では、そういった事はレアである。だけど、こういう自分の保身だけ考えている連中には、そんな事実はどうでもいいんだね。

 

 

向こうはサラリーマン(使用人)、こちらは全員オーナー社長。考え方や行動は、全然違っている。