国際結婚で大失敗。破局する原因を徹底解説

憧れの結婚のため婚活サイトに登録しブログを書いてアピールしたり、オンラインデートをしてみたがどうもうまくいかない。

高いお金を支払って国際結婚相談所を利用し、外国人女性とリアルなデートで交流を深めても結婚までに至らない。

そんな男女には何か共通の原因があるはずです。

本記事では国際結婚が失敗する原因と外国人カップルにありがちな共通の問題点についてまとめました。

最後まで読めば、あなたの今後の婚活についてよく考えることができますので、ご一読ください。

結婚って何?デートでは気づかなかった価値観の違い

婚活で運命のパートナーに巡り会えない主な原因は、実は日本人同士の離婚理由と同じお金と子供の教育方針の違いです。

婚活中には気にしなかった外国人女性の金銭感覚も、結婚して家庭を持つようになると家計と金銭感覚の違いが気になってきます。

さらに子どもが生まれて気がつくのが教育方針の違いです。

日本も子どもの人権に対する意識が高まっていますが、欧米などと比べるとまだ差があります。

そこで当項目では、この二つの原因にフォーカスして国際結婚で大失敗してしまう理由を探っていきます。

金の切れ目が縁の切れの目という現実

日本では金の切れ目は縁の切れ目などと揶揄(やゆ)されることもありますが、国際結婚においても同様の言葉はあります。

国際結婚世帯では外国人妻が祖国の家族に仕送りをするために働くといったケースは珍しくありません。

これは祖国にいる家族に仕送りをしなくてはいけないといった事情があるからです。

外国人女性の収入は日本人女性に比べて少ないという可能性も高く、言葉の壁により働く場も限られます。

もちろん、外国人講師やキャリアウーマンで稼ぎの大きい女性という例外もいますが。

ちなみに日本での共働きの割合は6割以上を占めており、2019年の厚生労働省国民生活基礎調査では共働き世帯は1245万世帯にのぼっています。

子どもの教育方針

子供の教育方針の違いは離婚の理由のトップ3に入るといわれています。

これは日本人同士の夫婦でも同じことがいえますが、国際結婚ではその点がやや複雑です。

国際結婚のお相手が母国に戻ることを前提としている場合だと子供をパブリックスクールに通わせるのか、プライベートスクールに通わせるのかを決めておく必要があります。

正直なところ、その家庭の稼ぎが子供をどちらの学校に通わせるのかを選択することに大きく影響します。

もちろんプライベートスクールのほうが、授業料は高いですが少人数制で質の高い教育を受けることができるので、通わせたいという女性も多いでしょう。

また、お国柄によっても家庭の教育方針はさまざまです。

たとえばアメリカではホームスクールという選択をする方が230万人もいるといわれています。

ホームスクールというと引きこもりを想像しがちですが、エジソンやテイラースイフト、ジョージ・ワシントンなど多くの著名人がホームスクール出身者であることは有名です。

こうした理由から子供にはホームスクールという意見をもったアメリカ人女性も多く存在ます。

ただし、教育内容などを州に提示する必要などもありますし、そもそも日本にはホームスクールという概念がありませんので、配偶者と揉める原因になりかねません。

イギリスでも同様にホームエデュケーターという教育方針があり、アメリカと同様に学校に通わないという選択をする家庭もあります。

以上の理由からアメリカやイギリスと比較しても日本の教育とは異なる点があり、夫婦間で子供の教育方針について争うことがあるのです。

宗教による習慣の違い

国際結婚で失敗する理由のひとつに宗教による習慣の違いがあります。

たとえば、イスラム教では豚肉やアルコールは禁止されていますし、仏教でも中国やベトナムでは肉類や魚介類、卵や乳製品などを食することをタブーとしている場合もあります。

また、ムスリムには1日最低5回は礼拝しなければならないという義務があります。

日本は宗教国家ではありませんので、何らかの宗教に強い影響を受けている人はほとんどいませんが、婚姻相手となる外国人女性は強い信仰心を持っている人が多くいます。

食事や習慣に違いや条件がつくことにによって、夫婦間でタブーを犯しギクシャクするため、これが離婚事由になりかねません。

外国人女性と結婚する際には必ず相手の新興宗教への理解を深めることをおすすめします。

結婚後に感じる文化の違い

外国人女性との結婚によって文化の違いを痛感する人は少なくはありません。

例えばハグやキス、握手などは日本では誰とでも頻繁にすることではありませんが、お国柄によっては過度なスキンシップが当たり前になっていることもあります。

ほかにも大声で威嚇することが当たり前になっている国もありますし、相手からすれば日本人の喧嘩を避けるコトなかれ精神が気に食わないという場合もあります。

広い心を持てば文化の違いは受け入れられますが、違いや変化についていけないということがあれば離婚事由になることは十分に考えられます。

防ぐ方法としては、やはり結婚前に、相手の文化について勉強して共同生活が可能かの話し合いを重ねることです。

とはいえ、育った環境なが全く違うこともありますので、そう簡単に譲ることができないのも悩みのひとつといえるでしょう。

国民性で離婚の理由は変わる?

この項では国別に外国人女性の性格や気質などをまとめてみました。

どんな国にも性格が温和な人やきついタイプの人がいて、明るい性格やおとなしい人がいるのが当たり前です。

日本人同士であっても関東と関西の地方によって違いがあり、大阪の明るい年配女性を「関西のおばちゃん」と親しみを込めて呼んでいます。

せまい日本でもこれだけ違いがあるのですから、国際結婚ではパートナーのお国柄によって大きな違いがあっても当然です。

当項目では国際結婚の代表的な国をあげ、実際にその国の女性と結婚した方が離婚の理由としてあげている国ならではの特別な事情について追求し、紹介します。

中国人

中国人女性との離婚理由としてよくあげられるのは女性の性格のキツさです。

もちろんすべての中国人女性がそうだというわけではありませんが、ネットのブログなどで見る中国人女性の性格はキツいという印象です。

中国人女性はケンカの際も男顔負けの汚い言葉で罵声を浴びせてきますし、男性相手に殴り合いのケンカも挑んできますから日本人男性の女性に対する甘いイメージは通用しません。

女性に対して気弱なイメージをもっている日本人男性はその強烈なギャップに驚き離婚したくなることもあるでしょう。

ほかにも、わがままであったり、見栄っ張りで品がないというのも中国人女性の特徴です。

ここまで悪くいうと結婚する価値がなさそうに思えるかもしれませんが、よく言えば勝ち気で頼りになる姉さん女房タイプです。

自尊心や自立心が強い女性が多いので、男性側が自分はひ弱だと感じている人にはピッタリのタイプかもしれません。

韓国人

韓国人女性との離婚理由として考えられるのは、プライドが高くキツい性格にあリます。

日本人は相手に非があったとしても気持ちを慮って(おもんぱかって)ズバリと言わない人が少なくありませんが、このような配慮は韓国人女性には通用しません。

たとえば、あなたに対して思うところがあればハッキリといってきますので、精神的に弱い男性ならばすぐにメンタルをやられてしまうでしょう。

韓国人男性のなかにも韓国の女性は気が強くて怖いから日本人女性のほうがよいと考えている人もいるくらいです。

亭主関白の家庭を想像していたら、おそらく耐えられないのではないでしょう。

日本のしきたりに従ったり、マナーを守ったりといったことが難しい女性たちですので、そうしたところでトラブルが絶えません。

ただし、愛情深くヤキモチやきな一面もありますので、女性としてとても可愛いく魅力的でもあります。

スタイルがよく美人な女性も多いですし、メイクなど美を追求している彼女たちは美しい妻をめとりたいと考えている男性にはおすすめだといえるでしょう。

ベトナム人

ベトナム人女性との離婚理由として考えられるのは気まぐれでワガママな性格でしょう。

たとえば、チャットなどでメッセージのやりとりを中途半端なところでやめてしまったり、誰々は仕事が遅いと文句をいったりしてトラブルを起こすことがあります。

また、男性がご飯をおごってくれるのが当たり前だと考えている女性が多いので、感謝の一言もないといった態度にイラ立つという日本人男性も少なくはありません。

ただし、お金への執着心はなく真面目には働く女性たちで、控えめでシャイな性格は日本人女性との共通点も多く、常識的な部分をしっかりと教育すれば結婚相手としてはとてもおすすめです。

アメリカ人

アメリカ人女性との離婚理由として考えられるのは、なんでも男女平等を主張するなどポリコレやフェミニズムといった価値観を押し付けてくるところです。

日本でもこうした思想は広がってきていますが、馴染みのない日本人男性は拒否反応を起こすことでしょう。

また、合理主義の女性が多く、家を売る際にキッチンを汚してしまうと資産価値が安くなるので料理は作らないという極端な主張をする女性もいます。

日本人男性のなかにはパートナーの作った家庭料理を味わうことに幸せを感じる人も多く、料理もせず男女平等を殊更に主張する国民性にうんざりして離婚を考えるということもあるでしょう。

ただ日本人のように優柔不断だったり、相手に任せるといった女性は少ないため人によっては付き合ってて清々しいと感じる方も少なくはないでしょう。

イギリス人

イギリスは女王の国ですので、女性の権利意識が高く独立心が高い傾向にあります。

彼女たちは離婚の際の法廷では徹底的に相手を非難し争うという激しい一面を持っています。

なかには「幸せでない」という曖昧(あいまい)な理由で離婚を申し立てる女性もいるくらいです。

離婚率も人口千人あたり1.9件を占めるので、イギリス人女性と結婚する際はよほど気に入られないと離婚になる可能性が高いと思っていいでしょう。

イギリス人女性との離婚理由として考えられるのはセックスに関する日本人男性の思い込みによるギャップにあります。

ヨーロッパの女性に対するイメージとして日本人が抱きがちなのがセックス好きな人が多いというものではないでしょうか。

実は、イギリス人女性は日本人女性以上に貞操観念が高く、セックスの回数が少ないというのが婚活サイトのデータとしてあがっています。

また、スローセックスを好む傾向にあるため、回数は少ないですが1回はじめてからの時間はゆっくりとしており、さっさと済ませたい男性ですと十分に女性を満足させることができません。

つまり、自分の欲求を満たしたいだけの思いやりのない男性に対してイギリス人女性はシャットアウトしていると考えてよいでしょう。

フィリピン人

フィリピン人女性との離婚理由はいくつか考えられます。

まず、愛情表現をきちんとしなければならないという国民性から愛の言葉をささやかないだけで離婚になるというケースもあります。

日本では黙っていてもわかるだろうという美徳がありますが、フィリピン人女性との国際結婚ではそんなことは通用しません。

とはいえ、フィリピン人女性は美しく魅力的なので多少のわがままや無理なお願いも我慢できます。

トラブルを防ぐには結婚前にさまざまなことを面倒くさがらず話し合い、愛情深く接することです。

国際結婚は離婚率が高いってホント?

最後に国際結婚の離婚率を政府のデータをもとに確認してみましょう。

総務省「夫婦の国籍別に見た年次別離婚件数と百分率」によると、国際結婚の離婚率は50%を超えています。

ただ、そうは言っても、フィリピンパブで女を探すような男性と、水商売で男をだますため海外まで来たといった女性のカップルが、かなりの部分を占めているでしょうから、そういうカップルがそういう結末になるのは始めからわかりきっていることではあります。普通の男性と普通の女性ではないわけですからね。

ちなみに日本人同士の場合は34.9%と3組に1組が離婚していますので、国際結婚の方がやや多いといえます。それは上記の事情が大きいと思います。

離婚件数で見た場合では日本人同士が約20万件、国際結婚が約1万1千件というデータもでています。

この数字を見る限り国際結婚の離婚率は多いといえますが、それは前記の事情が大きいと思います。

離婚理由で多いのは金銭感覚の違いで、次に多いのが子どもの教育方針と、日本語がなかなか覚えられなといったコミュニケーションの問題です。

金銭感覚や子どもの教育方針の違いについては前にもふれましたが、これは万国のカップル共通の問題とも言えるでしょう。

日本語の習得についてはかなりハードルの高い問題で、世界一難しい言語といわれる日本語をそう簡単にマスターできるはずがありません。

お互いの得意なこと、苦手なところを理解し合うことが長続きの秘訣(ひけつ)です。

好きなだけでは失敗する。理想と現実を見極めよう

結婚はお互いが好きなだけでは失敗します。

国際結婚の場合はリアルでの交流が少ないこともあり、一目惚れで結婚を決意してしまうこともあるでしょう。

愛は盲目とはいえ、お相手のことを何も知らないでは困ります。

お互いの理想の家庭像を語り合いながら、将来のための貯蓄や子どもの教育についても話し合ってください。

国際結婚で大失敗しない秘訣とはお互いをよく知ることであり、会話を惜しまず素直に愛情を表現することなのです。

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